こんな方におすすめ
- 退職を引き延ばしの理由が人手不足だからと言われた…
- 退職の引き延ばしって応じなきゃいけないの?
- 退職の引き延ばしを断りたい…
この記事を書いてる人
- 農林水産省推進、『ノウフク・アワード2022』水産企業で歴代初の受賞
- 『とうほくSDGsアワード2023』優秀賞
- 人の心を様々な角度から理解し、導くことが得意
- サラリーマン、経営者の経験(3社)を持つ32歳
この記事を読んでわかること
- 【人手不足による退職の引き延ばし】応じる必要なし
- 【人手不足による退職先延ばし】断る方法
- 退職を考え直してほしいと言われた時の大事な考え方
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【人手不足による退職の引き延ばし】応じる必要なし

近年、企業環境の変化や経済の波乱などにより、人手不足が深刻な課題となっています。
この状況下で、従業員の中には仕事の負担やストレスからくる退職や転職をするケースが増加しています。
しかしさらに人手不足となる企業にとって退職者が増えることは大きなダメージとなります。
この点において、管理者や上司は慎重な対応が求められますが、上司に言われてしまうと断りにくかったり、上司と部下の関係を利用してくることもありますが、退職の引き延ばしに関しては、総じて応じる必要はありません。
詳しく解説します。
労働基準法では2週間前に意思を伝えれば辞めることが可能
労働基準法において2週間前の通知で退職が可能であるとされています。
このルールは、個人の都合による退職に対する標準的な通知期間を示しています。
しかし、2週間で退職をすることを会社に伝えるのは相当急いでいる場合にのみあり得ることで、一般的には1ヶ月から3ヶ月前に退職を伝えます。
なぜなら、人手不足が企業にとって深刻な問題であり、急な人員の欠如は業務に大きな悪影響を及ぼす可能性があるためです。
なるべく余裕を持って退職を会社に伝えることで穏便に退職することができるでしょう。
自分自身の都合だけを考えて良い
退職は個人の自由であり、会社はあなたを止めることは決してできません。
しかし会社は代替え案を提示したり、条件を緩和などであなたに『相談』することはできます。
言い方に問題があったり威圧的な言い回しは問題ですが、あなたは自分自身の都合だけ考えて返答すればいいのです。
有給休暇は会社の都合も考慮する必要あり
また、有給休暇についても考慮する必要があります。
従業員が有給休暇を取得する場合、これは企業の運営において調整が必要な要素となります。
人手不足による退職の場合でも、有給休暇を取得する権利は認められていますが、企業側もその都合を考慮し、円滑な業務遂行を図る必要があります。
有給休暇は会社と個人の相談によって取得日を決定することができ、退職によって円滑な業務遂行が難しいと判断できるため、退職に合わせて残りの有給休暇を消化することは難しいかもしれません。
【人手不足による退職先延ばし】断る方法

人手不足による退職先延ばしを相談されたときの断る方法について解説します。
先ほどの章で解説した通り、退職の先延ばしはあくまで『相談』であり、強制力は持ちません。
なので本来は普通に断ることができるはずですが、上司や管理者によっては立場を利用した言い方で圧力をかけてきたり、一方的に退職日を決めたりしてくることがあります。
そんな時は以下の方法で断ることができるので確認しましょう。
自分の意見を伝えて断る
会社は人手不足が深刻である場合、その理由や背景を従業員に説明し、退職先延ばしの影響についても明確に伝えてきます。
会社は、あなたとの解決策を模索する姿勢を示しますが、それはあなたからすると辞める会社の話でしかありません。
会社もあなたの意思が固いとわかると相談することを諦めるでしょう。
退職代行を利用する
退職代行とは、専門の退職代行会社が従業員と雇用者の双方と協力し、円滑な退職プロセスをサポートするものです。
あなたは、代行サービスを通じて手続きを進め、会社も業務の適切な引き継ぎを確認することで、人手不足による混乱を最小限に抑えることができます。
退職の際のトラブルはさまざまあり、ケースがまちまちです。退職代行に任せることで円滑に退職まで進めることができ、トラブルが少ないことが大きなメリットです。
労働基準監督署に相談して話を聞く
会社が退職先延ばしを求めた際、あなたは法的な観点から検討する必要があります。
あなたは、会社の要望やその相談の方法が法的に妥当であるかどうかを確認し、必要に応じて労働基準監督署に相談することができます。
監督署は、会社とあなたの権利と責任を明確にし、紛争を解決するための助言を提供することが期待されます。
退職するのに人手不足で引き継ぎができない場合の対処法
人手不足によって退職するのに引き継ぎができない状況に直面した場合でも、柔軟かつ協力的な姿勢で問題解決を図ることが肝要です。
データの整理や上司との密なコミュニケーションは、業務のスムーズな引き継ぎに資する重要な手段です。
- データにする
- 上司に相談する
- 上司が引き継ぐ
- 引き継がない
対処法として上記の4つを解説します。
データにする
退職者の業務やプロジェクトに関する情報を整理し、データベースや文書としてまとめることで、引き継ぎを円滑に進めることができます。
これにより、後任者や関係者が必要な情報に迅速にアクセスでき、業務の中断を最小限に抑えることができます。
データにすることで、引き継ぎ作業が簡略化され、他のメンバーも容易に業務を引き受けることができます。
上司に相談する
引き継ぎが難しい場合、まず上司にその旨を相談することが重要です。
上司は現場の状況を理解し、優先順位を付けて引き継ぎを進める方針を策定することが期待されます。
上司に適切な情報を提供し、共に解決策を模索することで、無理なくスケジュールを組むことができるでしょう。
上司が引き継ぐ
上司が引き継ぎを担当することも一つの解決策です。
上司はチーム全体の調整役であり、業務の全体像を理解していることが期待されます。
上司が引き継ぎを行うことで、業務のスムーズな引継ぎとチーム全体の安定性を確保できます。
引き継がない
上司に相談しても明確な返事が返ってこなかったり、データでの引き継ぎも難しい場合は、引き継ぎは必要ないかもしれません。
明確には引き継げない状態であり、それはあなたの責任ではなく、会社の責任であり、相談したのに明確な返事ができなかった上司の責任です。
しかし引き継ぎができない場合でも、可能な限り情報の共有や代替策を検討し、チーム全体が被る影響を最小限にするよう努力することが求められます。
【人手不足による退職引き延ばし】退職を考え直してほしいと言われた
人手不足による退職の場合、会社から退職を考えてほしいと言われることがあります。
退職を考え直してほしいというのも会社の要望です。
詳しく解説します。
会社は要望として言ってるだけで強制力はない
退職を考え直してほしいという要望が上司や人事から提示された場合、まず理解すべきはその発言があくまで「要望」であるという点です。
会社が要望を述べたからといって強制力はなく、従業員は自分の状況やキャリアの方向性を考え、検討する権利があります。
忖度は必要なし
他のメンバーや上司との関係性や、組織全体の状況を考慮するのは重要ですが、一方で忖度は必要ありません。
自分の人生やキャリアにおいて最善の選択をするためには、冷静な判断が求められます。
退職する理由をしっかり説明する必要があります。
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人手不足の現代において、退職の際に直面する課題は日増しに複雑化しています。
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