こんな方におすすめ
- 管理職が辞める会社の末路が知りたい!
- 管理職とプレイヤーを兼任してて大変…
- 管理職で仕事が大変だけど給料が低い…
この記事を書いてる人
- 農林水産省推進、『ノウフク・アワード2022』水産企業で歴代初の受賞
- 『とうほくSDGsアワード2023』優秀賞
- 経営者と現場のリアルどちらも経験した32歳
この記事を読んでわかること
- 管理職が辞める会社の末路
- 管理職が会社を辞めたくなる理由
- 管理職が辞める会社で3年働いた実体験
自分に合うエージェントが見つかる!!
あなたと相性がいい転職のプロを紹介してくれます。
20代半ばから30代半ばの転職に強いエージェントが300人います。
あなたにぴったりなエージェントがしっかり寄り添ってあなたの不安をサポートします。
管理職が辞める会社の末路
管理職が辞めるということは、企業にとって大きな損失です。
その影響は組織全体に波及し、様々な問題を引き起こす可能性があります。
- 人手不足になる
- 新人に負荷がかかる
- 仕事の分担ができなくなり優秀な人の仕事が多くなる
それぞれの末路について解説します。
人手不足になる
まず、管理職の辞任により人手不足が生じることが考えられます。
管理職は組織の中核を担う存在であり、彼らの辞任によって業務の補完が必要となります。
これにより、既存のメンバーは負荷が増大し、業務の効率性が低下します。
新人に負荷がかかる
さらに、新人や未熟な従業員に対する指導や支援が不足する可能性があります。
管理職は経験豊富なリーダーであり、彼らの指導がなければ新人は適切な教育を受けることができず、業務に対する理解や能力が不十分なままでいることがあります。
これにより、業務の品質や効率性が低下する恐れがあります。
仕事の分担ができなくなり優秀な人の仕事が多くなる
また、管理職の辞任により、仕事の分担がうまくできなくなる可能性があります。
優秀な人材が抜けた穴を埋めるために、他のメンバーによってその仕事が引き継がれることになります。
さらに、業務の分担が不均衡になることで、一部のメンバーが過剰な仕事を負担することになり、モラールの低下や離職の増加といった問題が引き起こされる可能性があります。
管理職が会社を辞めたくなる理由

次に管理職が会社を辞めたくなる理由について解説します。
- 上層部からの指示と部下の支持に挟まれやすい
- みなし残業になりやすく給料が変わらないことが多い
- 人不足で管理とプレイヤーを兼任することが多い
- 嫌なことでも部下に話さなければならない時がある
- 管理職の立場を相談できる人が社内に少ない
- 自分の得意なことを活かすことができない
- 会社の方針に不信感がある
これらの要因は個々の管理職によって異なりますが、管理者は周囲と比べて負荷がかかりやすいです。
組織全体としてこれらの問題に対処することが重要です。
上層部からの指示と部下の支持に挟まれやすい
まず、管理職が会社を辞めたくなる理由の一つは、上層部からの指示と部下の支持に挟まれやすいという点です。
上層部からの方針や目標を達成するために、管理職は部下との間でバランスを取らなければなりません。
会社の方針に沿って進むべきですが、それは時に一部の部下に大きな負荷がかかることがあり、どちらの気持ちもわかるため板挟みになりやすいのです。
これによって、自らの立場や信念と上層部の期待や部下の要求が衝突することがあり、ストレスやプレッシャーを感じることになります。
みなし残業になりやすく給料が変わらないことが多い
また、みなし残業による給料の変化のなさや労働条件の不満も理由の一つです。
多くの場合、管理職は時間外労働が発生しやすく、それに対する給与や手当が不十分であったり、給料の変動が少ないことがあります。
しかし一般社員から管理職になった場合、残業をしても給料が増えない感覚になるため給料が変わらず仕事だけが増えているように感じるのです。
これにより、管理職は労働条件や報酬に対する不満を感じ、やる気やモチベーションが低下することがあります。
人不足で管理とプレイヤーを兼任することが多い
さらに、人手不足で管理とプレイヤーを兼任することが多いため、管理職は自らの業務を遂行することに忙殺され、本来のリーダーシップや戦略的な活動が疎かになることがあります。
これにより、管理職はストレスや過労にさらされ、仕事とプライベートのバランスが崩れることがあります。
嫌なことでも部下に話さなければならない時がある
さらに、嫌なことでも部下に伝えなければならない時があるという点も挙げられます。
管理職は時には困難な意思決定をしなければならず、部下との間で難しい会話をすることがあります。
これにより、管理職はストレスや責任感を感じ、精神的な負担が増大することがあります。
管理職の立場を相談できる人が社内に少ない
また、管理職の立場を相談できる人が社内に少ないという問題もあります。
部下に管理職の大変さを相談しても伝わらない、上司に相談しても仕事を放棄したいと聞こええてしまうため同じ境遇の立場が少ないことも辞めたくなる理由の一つです。
管理職は孤立感や孤独感を感じることがあり、自らの悩みや不安を打ち明ける相手がないことがストレスの原因となることがあります。
自分の得意なことを活かすことができない
さらに、自分の得意なことを活かすことができないと感じることも管理職が会社を辞めたくなる理由の一つです。
管理職はリーダーシップや組織の方針に従うことが求められますが、自分の得意なスキルや興味を活かす機会が少ないと感じることがあり、やる気やモチベーションが低下することがあります。
会社の方針に不信感がある
最後に、会社の方針に不信感があるという理由も挙げられます。
管理職の仕事は自分の部下やチームが会社の方針に向かっているか確認しつつ導くこともしなければなりません。
会社の方針や価値観が自らの理念や信念と合わないと感じることがあり、組織に対する不満や不信感が生じ、会社を辞めたくなる理由となります。
管理職が辞めるタイミングは難しい

結論として、管理職が辞めるタイミングは複雑な問題であり、個々の状況や価値観によって異なります。
- 管理職不足に陥っている会社が多い
- 管理職は責任感が強くなるため自分がいなくなった時を考えてしまう
- 辞めようとすると会社から止められることが多い
上記によって管理職が辞めるタイミングは難しいと言えます。
しかし、会社の状態を考慮しすぎて自己のキャリア目標や生活バランスが崩れてしまっては意味がありません。
最終的には、自分にとっての最善の決断をする必要があります。
それぞれ詳しく解説します。
管理職不足に陥っている会社が多い
まず、現在のビジネス環境では管理職の不足が深刻化しています。
人材の育成や採用が追いつかず、管理職のポジションを埋めることが難しい状況が多くの企業で見られます。
そのため、管理職が辞めるという選択をする際には、組織内での影響や穴埋めの難しさが懸念されます。
管理職は責任感が強くなるため自分がいなくなった時を考えてしまう
さらに、管理職は業務上、責任感が強い傾向があります。
彼らは組織やチームの成功に大きく貢献しており、自分がいなくなった場合に組織がどのように影響を受けるかを常に考えています。
一方で、個人のライフスタイルやキャリア目標を考慮する必要もあるため最善策が見つからないまま働き続けてしまうのです。
辞めようとすると会社から止められることが多い
最後に、管理職が辞めようとすると会社から止められることも珍しくありません。
企業側は優秀な管理職を失いたくないため、様々な手段で留まるよう説得を試みることがあります。
これは高いスキルや経験を持つ管理職が一度去ってしまうと、組織に大きな影響を及ぼす可能性があるためです。
管理職である自分の待遇に不満がある場合、相談することで解消される可能性もあります。
管理職が辞める会社の特徴
管理職が辞める会社には、特定の特徴が見られることがあります。
- 上層部が管理職に仕事を丸投げすることが多い
- 上層部が現場を知らない
- 管理職の給料が相場より低い
- 評価制度がはっきりしていない
- 上層部と現場の風通しが悪い
- 管理職がいつも激務
これらの特徴は、組織文化や経営方針に関連しており、管理職にとって不満やストレスの原因となる可能性があります。
それぞれ詳しく解説します。
上層部が管理職に仕事を丸投げすることが多い
まず、上層部が管理職に仕事を丸投げすることが多い会社では、管理職が業務の負荷を抱え、ストレスを感じる傾向があります。
上層部が自らの責任や役割を適切に果たさず、管理職に対して不当な負担を押し付けることで、組織内での不満や不平等感が生じる可能性があります。
これにより、管理職は業務の遂行が困難になり、組織への不信感や不満を抱くことがあります。
上層部が現場を知らない
上層部が現場を知らない会社では、組織内でのコミュニケーションや意思疎通が不足し、管理職が適切なサポートや指導を受けることが難しくなります。
上層部が現場の実情や課題を理解せず、適切な方針や戦略を策定できない場合、組織全体の効率性や成果に影響を及ぼす可能性があります。
これにより、管理職は自らの意見や提案が反映されないことに不満を感じ、組織からの距離を感じることがあります。
管理職の給料が相場より低い
管理職の給料が相場より低い会社では、管理職が自らの貢献や能力に見合った報酬を得ることができず、やる気やモチベーションが低下する可能性があります。
給与水準が低いことにより、管理職は他の企業への転職を検討し、組織の人材流失が起こる可能性があります。
管理職は給料が低くなるとは言いますが、極端に低い場合は転職を考えてしまいます。
評価制度がはっきりしていない
また、評価制度がはっきりしていない会社では、管理職が自らの業績や成果を適切に評価されない場合があります。
管理職の評価制度がはっきりしている会社はとても整備された環境であることが言えますが、多くの会社では管理職の評価制度が整備されておりません。
評価基準や評価プロセスが不透明であるため、管理職が自己成長やキャリアアップを実現することが困難になり、やる気やモチベーションが低下する可能性があります。
上層部と現場の風通しが悪い
さらに、上層部と現場の風通しが悪い会社では、組織内での情報共有や意思疎通が円滑に行われず、管理職が適切な指示やフィードバックを受けることが難しくなります。
上層部と現場がコミュニケーションを取り合わないことで、組織全体の目標達成や業務効率性が低下し、管理職がストレスを感じる可能性があります。
管理職がいつも激務
管理職がいつも激務である会社では、管理職が業務量や負荷に対して適切なバランスを保つことが困難になります。
過度の業務負荷やストレスにより、管理職の健康やワークライフバランスが損なわれる可能性があります。
これにより、管理職が職務を辞める決断を下す可能性が高まります。
管理職が辞める会社で3年働いた実体験
私が大学を卒業して初めて入った会社は管理職が辞める会社でした。
その会社で3年働き、3年で退職することとなりました。
その時の状況について詳しく解説していきます。
優秀だった先輩が管理職となり辞めた
管理職が辞める会社で3年間働いた経験を振り返ると、いくつかの重要な出来事がありました。
まず、優秀だった先輩が管理職に昇進した後、会社を辞めることになりました。
先輩は非常に能力が高く、営業所全体に影響を与えるリーダーシップを発揮していました。
しかし、本社の決定や組織の方針に対する不満や不信感から、彼が管理職としての役割を続けることが難しくなり、最終的に退職を選択したようでした。
管理職になりそうだったため退職した
入社して3年ほど経って、私自身も管理職になる可能性がありましたが、その道を選ばずに会社を辞めることになりました。
管理職の評価の仕方は明確なものはなく、雰囲気でしかありませんが、会社で長い時間働き続けることが正義のような感じがあったのです。
また、会社全体の方針やビジョンには絶対従わなければならず、昔ながらの会社というイメージだったのを覚えています。
これらの要因から、自らのキャリア目標や成長の見込みを考え直し、退職を決断しました。
管理職を続けたいけど会社の待遇が悪かったら転職を考えるべき
管理職を続けるかどうか悩む際には、会社の待遇や環境が重要な要素となります。
もし会社の待遇が悪く、それが継続的な不満やストレスの原因になっているならば、転職を考えるべきかもしれません。
新たな職場での待遇や環境がより良いものであれば、管理職としてのキャリアを続ける上で前向きな選択となるかもしれません。
管理職の場合、実はどの会社でも人手不足になりやすいので交渉がしやすく、転職が比較的簡単にできるのです。
もし自分のスキルやキャリアを活かして管理職として仕事を探したい場合は、転職エージェントが便利です。
しかしどのサイトに登録すべきかわからない場合もあると思います。
その際は、転職エージェントナビで自分に合うエージェントを無料で紹介してもらうと効率よく自分の思い描いた働き方を見つけることが可能になります。
働きながら仕事探しをする際も時間がない管理職にとって非常に役に立つサービスとなっているので覗いてみるといいでしょう。
まとめ
管理職が辞める会社の末路は、
- 人手不足になる
- 新人に負荷がかかる
- 仕事の分担ができなくなり優秀な人の仕事が多くなる
上記の通りです。
管理職が会社を辞めたくなる理由として、
- 上層部からの指示と部下の支持に挟まれやすい
- みなし残業になりやすく給料が変わらないことが多い
- 人不足で管理とプレイヤーを兼任することが多い
- 嫌なことでも部下に話さなければならない時がある
- 管理職の立場を相談できる人が社内に少ない
- 自分の得意なことを活かすことができない
- 会社の方針に不信感がある
上記が挙げられます。
管理職が辞めるタイミングは難しいです。
- 管理職不足に陥っている会社が多い
- 管理職は責任感が強くなるため自分がいなくなった時を考えてしまう
- 辞めようとすると会社から止められることが多い
それだけ会社にとって重要なポジションであることがわかります。
管理職が辞める会社の特徴として、
- 上層部が管理職に仕事を丸投げすることが多い
- 上層部が現場を知らない
- 管理職の給料が相場より低い
- 評価制度がはっきりしていない
- 上層部と現場の風通しが悪い
- 管理職がいつも激務
これらの特徴がある会社の場合、管理職に多くの負荷がかかりやすいです。
管理職を続けたいけど会社の待遇が悪かったら転職を考えてみましょう。
自分が世の中で希少価値が高く、もっと給料が高く、働きやすい環境に転職することでストレスが減り、ワークライフバランスも改善されるでしょう。
まずは転職エージェントナビに登録をして自分に合うエージェントを無料で見つけましょう!