こんな方におすすめ
- 仕事がわからないことだらけ…
- 今状態から何とか抜け出したい。
- 上司に聞いても意味がよくわからない…
この記事を書いてる人
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- 農林水産省推進、『ノウフク・アワード2022』水産企業で歴代初の受賞。
- 『とうほくSDGsアワード2023』優秀賞
- 人の心を様々な角度から理解し、導くことが得意
- サラリーマン、経営者の経験(3社)を持つ32歳
この記事を読んでわかること
- 仕事でわからないことだらけ【年代別に多い原因】
- 上司などに相談するときに気をつけること
- 仕事でわからないことだらけなのに解決できない理由
仕事でわからないことだらけと悩む人は多い
仕事でわからないことだらけと悩む人は多く、多くの職場で共通しています。
新入社員からベテランまで、誰もが時として自分の業務に対する理解が不十分であると感じることがあります。
この記事を読んでそれぞれの年代別の仕事がわからない原因を知り、少しでも悩みを減らすために考えてみましょう。
仕事でわからないことだらけ【20代に多い原因】
仕事がわからないことだらけだと感じる20代に多い原因を3つ解説します。
- 自分のすべき仕事の範囲や判断できる範囲がわかっていないから
- 学んだことと実務にギャップが生じてるから
- 多様な役割を把握できてないから
それぞれ詳しく解説します。
自分のすべき仕事の範囲や判断できる範囲がわかっていないから
多くの20代は職務の範囲が明確でないことから、何を優先すべきか、どこまで自身で決定して良いのかが不明確になりがちです。
職場で明確なガイドラインやロールモデルが提供されることで、これらの不安は大幅に軽減されます。
学んだことと実務にギャップが生じてるから
教育機関で学ぶ理論や技術と、実際の職場で求められるスキルとの間にはしばしば大きく異なる場合があります。
特に急速に進化する業界では、最新の技術や業界の動向がカリキュラムに反映される前に時代遅れとなってしまうこともあります。
このため、若手は実務に追いつくために、継続的な学習と自己啓発が必要とされます。
多様な役割を把握できてないから
多くの場合、20代の職員はプロジェクトごとに異なるチームで働くことが求められ、その都度、新しい役割や責任を迅速に理解し、適応する必要があります。
定期的なフィードバックと明確なコミュニケーションが、この問題を解決する鍵となります。
仕事でわからないことだらけ【30代に多い原因】
仕事がわからないことだらけだと感じる30代に多い原因を3つ解説します。
- 管理をするようになってきたから
- 責任の重い仕事を任されるようになったから
- やったことない仕事でも任されるようになったから
それぞれ詳しく解説します。
管理をするようになってきたから
これまでの専門的な役割から一歩進んで、チームやプロジェクトの管理を任されるようになります。
この新たな役割は、
- 人材管理
- 予算管理
- 戦略立案
などの全く新しいスキルが必要になります。
管理職としての役割は、単に技術的な仕事を超え、チームのモチベーションの維持や目標達成のためのリーダーシップが求められるため、多くの場合、準備不足を感じることがあります。
責任の重い仕事を任されるようになったから
経験が増すにつれて、結果に対する期待も大きくなり、そのプレッシャーは精神的な負担にもなり得ます。
責任の重い仕事で重要な判断をしなければならないとき、その多くは正解がありません。
重要なプロジェクトや、会社の利益に直結するような業務を任されることで、失敗のリスクと向き合う必要が出てきます。
やったことない仕事でも任されるようになったから
キャリアのこの段階では、より多様な経験を積むことが求められるため、未経験の分野に足を踏み入れる機会が増えます。
新しい業務には新しい知識を必要とし、初めての挑戦は不安やストレスを引き起こす原因となることがあります。
20代の頃とは違い、優しく教えてくれることも少なくなってしまい、自分で問題を解決する力が必要となってくるので常にわからないことだらけと感じてしまいます。
仕事でわからないことだらけ【40代に多い原因】
仕事がわからないことだらけだと感じる40代に多い原因を3つ解説します。
- 20代の部下や後輩と関わり方を知らないから
- 役職が上がり管理がメインになってきたから
- 高度なリーダーシップが必要になってきたから
それぞれ詳しく解説します。
20代の部下や後輩と関わり方を知らないから
技術進化や職場文化の変化により、若い世代の働き方やコミュニケーションスタイルが40代の既存の方法と異なる場合が多いです。
仕事を学ぶ方法は理解しているが、仕事を教える方法を学んでいないことが多いため、仕事でわからないことだらけと感じてしまいます。
この世代差を理解し、効果的にブリッジする方法を学ぶことは、チームの協調を促進し、プロジェクトの成功に不可欠です。
役職が上がり管理がメインになってきたから
多くの場合、技術的な仕事から離れ、人員管理や戦略的な決定が中心となるため、これまでの経験を活かしつつ、新たなスキルを習得する必要があります。
自分で仕事をこなすことは問題なくできるのに、管理がメインとなると仕事内容が大きく変わるため自分のすべきことがわからず、悩んでしまいます。
管理業務は、チームの成果に直接影響するため、この役割の変化は大きなプレッシャーを伴います。
高度なリーダーシップが必要になってきたから
この年代では、単にチームを率いるだけでなく、ビジョンを設定し、組織全体を動かすようなリーダーシップが求められるようになります。
これには、
- 高いコミュニケーション能力
- 決断力
- 危機管理能力
などが必要とされ、これまで以上に複雑な問題解決が必要になります。
また、部下の相談を受けることも多くなるため様ざまなことを学ばなくてはなりません。
仕事でわからないことだらけ【50代に多い原因】
仕事がわからないことだらけだと感じる50代に多い原因を3つ解説します。
- 新しいツールに適応できないから
- 時代の流行や流れを把握してないから
- 若い部下の価値観がわからないから
それぞれ詳しく解説します。
新しいツールに適応できないから
デジタル化の進展により、職場では常に新しいソフトウェアやツールが導入されています。
これらの技術に慣れることは、50代にとって時には大きな挑戦となります。
しかし、これらのツールは業務の効率化を図るために不可欠であり、基本的な操作から学び、自身のスキルをアップデートすることが重要です。
時代の流行や流れを把握してないから
この年代の職場での課題となることがあります。
業界のトレンドや消費者の行動が速く変化する中で、これらの変化を理解し、ビジネスに反映させることが求められます。
定期的に業界のニュースをフォローする、セミナーなどに参加することで、最新の情報をキャッチアップすることが可能です。
若い部下の価値観がわからないから
異なる世代の働き方や価値観の違いを理解することは、世代間のコミュニケーションをスムーズにし、より良いチームワークを築くために必要です。
若い世代との対話を積極的に行い、彼らの意見やアイディアを尊重することで、新しい視点を受け入れ、互いの理解を深めることができます。
仕事でわからないことだらけなのに解決できない理由
仕事でわからないことだらけなのに解決できない理由について解説します。
- 情報のアクセスが難しい
- 適切なトレーニングがない
- コミュニケーションの問題
- 認識のズレがある
- 恐れや不安がある
- 会社組織に問題がある
- 何をどこまでわからないかがわからない
それぞれ詳しく解説します。
情報のアクセスが難しい
多くの職場で、情報が不足しているか、アクセスが制限されているため、従業員が必要なデータや知識を得ることが困難です。
これは、特に新しい技術やプロセスが導入された場合に顕著にみられます。
情報へのアクセスを改善するためには、知識共有のプラットフォームを整備し、透明性を高めることが必要です。
適切なトレーニングがない
職場で十分なトレーニングが提供されていない場合、従業員は新しいスキルや業務知識を習得することができません。
これにより、業務の効率が低下し、失敗が増加する可能性があります。
企業は継続的な教育プログラムを実施し、従業員の能力開発を支援する必要があります。
コミュニケーションの問題
チーム内や上司とのコミュニケーションが不十分な場合、誤解が生じやすく、問題の早期発見や解決が遅れることがあります。
定期的なミーティングや、開かれたコミュニケーションチャネルの確保が、これを防ぐ鍵となります。
恐れや不安がある
新しい責任や未知の業務に対する恐れや不安は、従業員が積極的に問題に取り組むことを妨げることがあります。
こうした心理的障壁を取り除くためには、サポート体制の充実と、失敗を許容する文化の醸成が必要です。
会社組織に問題がある
組織の構造自体が問題解決を困難にすることがあります。
例えば、過度な階層化や不透明な意思決定プロセスなどがこれに該当します。
組織のフラット化や意思決定プロセスのクリアなガイドラインを設定することが効果的です。
何をどこまでわからないかがわからない
問題の本質を特定できない場合、適切な解決策を見つけることができません。
このような状況では、問題解決のためのフレームワークを学ぶことや、外部の専門家に相談することが助けとなるでしょう。
仕事でわからないことが発生した時の解決手順
仕事がわからないことだらけの場合、相談すべき内容がはっきりせずうまく相談することができません。
- 問題を特定する
- わからない部分に関わる情報を自分で集める
- 集めた情報をもとに解決策を考える
- 解決策に自信がないなら上司などに問題と解決策を相談してみる
これにより、職場での課題に直面した際に、効率的かつ効果的に対処することができるようになります。
それぞれ詳しく解説します。
問題を特定する
まず、問題を特定することがスタートラインです。
この段階で問題を正確に把握することで、解決に向けた正しい方向性を定めることができます。
わからない部分に関わる情報を自分で集める
次に、わからない部分に関わる情報を自分で集める必要があります。
これには、関連する文献やデータベースの調査などが有効です。
情報を集める過程で、問題の原因や影響をより深く理解することができ、より効果的な解決策を導く手がかりが得られます。
集めた情報をもとに解決策を考える
その後、集めた情報をもとに解決策を考える段階に移ります。
ここで重要なのは、可能な解決策を複数検討し、それぞれの利点と欠点を比較することです。
このプロセスを通じて、最も実現可能で効果的な解決策を選択するための基盤を築きます。
解決策に自信がないなら上司などに問題と解決策を相談してみる
最後に、解決策に自信がないなら上司などに問題と解決策を相談してみましょう。
他者の意見を求めることで、見落としていた視点を得ることができ、また解決策の有効性をさらに高めることが可能になります。
上司は、解決策の精度を向上させるだけでなく、問題解決プロセスの確認としても機能するので考え方の間違いも同時に見つけることができます。
上司などに相談するときに気をつけること
相談する際に気をつけることがあります。
- 準備を整える
- 具体的な質問を用意する
- 適切なタイミングを選ぶ
- 簡潔に伝える
- 感謝を伝える
- フィードバックをもらう
それぞれ詳しく解説します。
準備を整える
最初のステップとして、相談事項に関する準備をしっかりと行うことが重要です。
これには、問題の詳細、影響範囲、自分が試した(考えた)解決策、そしてそれに対する結果の整理が含まれます。
この情報を事前に整理しておくことで、具体的かつ有意義なフィードバックを得るための基盤を築くことができます。
具体的な質問を用意する
上司に相談する際には、漠然とした内容よりも具体的な質問を用意することが望ましいです。
何を知りたいのか、どの部分に不明点があるのかを明確にし、それに基づいた質問を準備しましょう。
適切なタイミングを選ぶ
相談に適したタイミングを見極めることも重要です。
上司が忙しい時間帯やストレスの多い時期に相談を持ちかけると、十分な注意を払ってもらえない可能性があります。
可能であれば、上司が比較的落ち着いている時や、スケジュールに余裕がある時を選び、事前に相談の時間を予約すると良いでしょう。
簡潔に伝える
相談事項は、簡潔かつ明確に伝えることが大切です。
長々と話をするのではなく、ポイントを絞って短時間で伝えることで、相手の理解を助け、有効なアドバイスを引き出しやすくなります。
事前にメモを取るなどして、話すべきポイントを明確にしておきましょう。
感謝を伝える
相談に乗ってもらった後は、その時間を割いてくれたことに対して感謝の気持ちを表明することが大切です。
また、相談を受けてくれたことの感謝を示すことで、次回からも気軽にアドバイスを求めやすくなります。
フィードバックをもらう
相談の際には、受けたアドバイスに対してどのように対応したかをフィードバックとして伝えることも重要です。
これにより、自分の行動が正しい方向に進んでいるかを評価し、必要に応じてさらに指導を受けることができます。
まとめ
仕事でわからないことだらけと悩む人は多いです。
仕事でわからないことだらけ【20代に多い原因】は、
- 自分のすべき仕事の範囲や判断できる範囲がわかっていないから
- 学んだことと実務にギャップが生じてるから
- 多様な役割を把握できてないから
仕事でわからないことだらけ【30代に多い原因】は、
- 管理をするようになってきたから
- 責任の重い仕事を任されるようになったから
- やったことない仕事でも任されるようになったから
仕事でわからないことだらけ【40代に多い原因】は、
- 20代の部下や後輩と関わり方を知らないから
- 役職が上がり管理がメインになってきたから
- 高度なリーダーシップが必要になってきたから
仕事でわからないことだらけ【50代に多い原因】は、
- 新しいツールに適応できないから
- 時代の流行や流れを把握してないから
- 若い部下の価値観がわからないから
仕事でわからないことだらけなのに解決できない理由は以下のとおりです。
- 情報のアクセスが難しい
- 適切なトレーニングがない
- コミュニケーションの問題
- 恐れや不安がある
- 会社組織に問題がある
- 何をどこまでわからないかがわからない
仕事でわからないことが発生した時の解決手順は、
- 問題を特定する
- わからない部分に関わる情報を自分で集める
- 集めた情報をもとに解決策を考える
- 解決策に自信がないなら上司などに問題と解決策を相談してみる
が挙げられます。
上司などに相談するときに気をつけることは、
- 準備を整える
- 具体的な質問を用意する
- 適切なタイミングを選ぶ
- 簡潔に伝える
- 感謝を伝える
- フィードバックをもらう
上記の通りです。
これらのポイントに注意を払いながら上司や先輩に相談することで、より効果的な解決策を見つけ出し、職場での問題解決能力を高めることができるでしょう。
次第にわからないことだらけだった仕事が少しずつわかるようになります。