こんな方におすすめ
- 仕事に感情はいる?いらない?
- 仕事で感情を捨てるべき?
- 仕事で感情が必要な時ってあるの?
この記事を書いてる人
- 農林水産省推進、『ノウフク・アワード2022』水産企業で歴代初の受賞。
- 『とうほくSDGsアワード2023』優秀賞
- 人の心を様々な角度から理解し、導くメンタルデザイナー
- サラリーマン、経営者の経験(3社)を持つ32歳。
この記事を読んでわかること
- 仕事に感情はいるのかいらないのか
- 仕事に感情が必要な場合と不必要な人な場合
- 自分の仕事には感情が必要か不必要か
仕事に感情はいる?いらない?使い分けが必要です
仕事に感情はいるのかいらないのか、さまざまな考え方があり、結局自分の仕事ではどうなのかわからない方は多いのではないでしょうか。
今回は仕事に感情がいるのかいらないのかをわかりやすく解説します。
結論から先に述べると、一概には言えず、使い分けが必要です。
仕事における感情の有無は、個人の性格や職種、状況などによって異なるため、一律に判断することは難しいです。
しかし、次の項目を読むことで今まで解決できなかったモヤモヤが少し晴れるはずです。
詳しく見てみましょう。
仕事に感情がいらない時
まずは仕事に感情がいらない時を見てみましょう。
仕事に感情がいらない理由は、ネガティブな感情を持ちやすい仕事を乗り切るために感情を排除して淡々と終わらせてしまう必要性を言っています。
それぞれ見てみましょう。
やりたくない作業をやる時
感情が介入しないことで効率的に取り組むことが可能です。
感情が影響すると、モチベーションが低下し、作業の質やスピードが低くなる可能性があります。
しかし、感情を排除してタスクに取り組むことで、単にやらなければならない作業として捉え、効率的に処理することができます。
業務を機械的にやる時
感情がないことは一貫性を保つために重要です。
特にルーチンな業務や手順が多い場合、感情が介入するとヒューマンエラーのリスクが高まります。
感情が排除されることで、確実に一定の品質や基準に従って業務を遂行することができます。
基準や数値で測る時
感情の影響がないことは客観性を保つために重要です。
業績評価やプロジェクトの進捗状況を評価する際には、客観的な基準や数値が重要です。
感情を排除して客観的な評価を行うことで、公平な結果を導き出すことができます。
組織論や仕組みで管理されている時
感情が介入しないことで組織全体の効率が向上します。
組織のルールや仕組みは、感情に左右されずに適切な判断を下すための指針となります。
感情が絡むと、個人の好みや主観が優先される可能性があり、組織全体の効果的な運営が難しくなります。
感情を排除して組織のシステムに従うことで、円滑な運営が実現します。
仕事に感情が必要な時
次に仕事に感情が必要な時を解説します。
前提としてここでいう感情とは前向きな感情に限定して解説していきます。
人を動かす時
リーダーシップやチームのマネジメントにおいて、共感やモチベーションを高めるためには前向きな感情が必要です。
チームメンバーを鼓舞し、目標に向かって共に努力するためには、感情の共有が人々を結びつけ、協力を促進します。
また、プレゼンや顧客に購入や契約を促すためにも感情が必要です。
感情を持って接することにより、ニーズや困りごとを理解することができ、仕事を効果的に進めることができます。
社内評価が数値化できない時
感情は評価の基準となる要素として重要です。
数値だけでは測れない、クリエイティブな業務や人間関係の構築などは、感情的な要素が大きく影響します。
単なる数値だけでは正確な評価が難しい場合、感情や人間性を考慮することで、より公平で全体的な評価が行えます。
マニュアルがまだない時
前向きな感情は創造性と柔軟性を引き出すのに役立ちます。
新しいプロジェクトや課題に取り組む際に、固定的な手順やマニュアルが存在しない場合、感情的なインスピレーションやチームメンバーのアイデアが重要な役割を果たします。
感情を通じて問題解決のアプローチを見つけ、適切な方向性を見極めることができます。
仕事に感情はいらないと考えている人の特徴
次に目線を変えて、仕事に感情はいらないと考えている人の特徴を見ていきましょう。
仕事をしている理由はお金を稼ぐためと考えている
感情を抜きにして、仕事を単なる収入源と捉えています。
業務に対する情熱や興味よりも、経済的な動機が優先される傾向があります。
仕事に必要なことは時間や効率と考えている
感情よりも効率性や生産性を重視し、タスクの実行において時間の最大限の利用や効果的な手法を重要視します。
感情の影響を減少させ、合理的なアプローチを優先します。
数値やデータで管理することが主な仕事内容
主に数値やデータに基づく業務や分析を行い、客観的な情報をもとに判断を下すことが多いです。
数値やデータでの管理において、感情が入ってしまうと数値やデータの根拠が見えなくなってしまいます。
仕事の答えがある仕事をしている
感情に左右される余地の少ない、論理的で構造化された仕事をしていることが多いです。
答えや解決法が明確なタスクに従事することで、ゴールへ向かうことができるため感情は必要ないのです。
仕事に感情が必要と考えている人の特徴
次に仕事に感情が必要と考えている人の特徴を見てみましょう。
また、自分の仕事は感情が必要なのかどうかを見比べてみましょう。
答えがない仕事をしている
答えがない仕事の例として、営業が挙げられます。
営業は正解がなく、絶対の方法もありません。
そのような仕事をしている場合、顧客の問題を共感したり、ニーズを探すために感情が必要となることがあります。
仕事内容がクリエイティブ
新しいアイデアやアート、デザインなどのクリエイティブな業務に携わる人々は、感情を通じてインスピレーションを得ることが多いです。
感情がアイデアの形成や表現に大きな役割を果たし、個性的な成果物を生み出すことができます。
人材育成などの人を育てる仕事をしている
人との関わりが中心となる人材育成や指導業務では、感情が重要な要素となります。
共感やコミュニケーション能力を通じて他者との結びつきを築き、育成プロセスにおいて感情的なサポートを提供します。
まとめ
仕事における感情は、単純な「いる」か「いらない」だけではなく、状況やタスクによって使い分けが必要です。
感情をコントロールし、適切な場面で前向きな感情を活用することで、効率的かつ成功に向けた道を歩むことができるでしょう。
もし今の自分の仕事が自分の条件とは異なっていた場合、早めに対処する必要があります。
感情が必要な仕事を感情を持てずに続けていても、苦痛に感じることがあります。
反対に感情を強く持っているのに、その仕事には必要がなく、やる気がなくなってしまうことがあります。
こちらの記事を読んで、次の仕事探す準備をしましょう。
仕事を辞める手順や次の仕事探しに役立つことを知っておきましょう。