こんな方におすすめ
- 仕事を飛ぶ人ってどんな特徴があるの?
- 仕事を飛ぶとどうなるのだろう…
- 仕事を飛ぶか心配な人がいる…
この記事を書いてる人
- 農林水産省推進、『ノウフク・アワード2022』水産企業で歴代初の受賞。
- 『とうほくSDGsアワード2023』優秀賞
- 人の心を様々な角度から理解し、導くメンタルデザイナー
- サラリーマン、経営者の経験(3社)を持つ32歳。
この記事を読んでわかること
- 仕事を飛ぶ人の特徴7選
- 仕事を飛ぶ人の特徴から見えるその予兆
- 【実体験】仕事を飛ぶ人と会社の対処法
仕事を飛ぶ人の特徴7つ
仕事を飛ぶ人の特徴を筆者の経験をもとに7つにまとめました。
一見普通に見える人でも当てはまる特徴もあるため見分けがつきにくいです。
人に言えない負の感情を持っている
負の感情というのは誰でも持っています。
しかし仕事を飛ぶような人の負の感情というのはかなりネガティブであり、心の奥深くから負の感情で埋め尽くされています。
それは相談しても解決しないと、自分でもわかっているので決して人前で見せることはありません。
なのでコミュニケーションをとっている時は普通に接するので気が付きにくいです。
仕事の休憩中に1人でいる時にもしかしたらその片鱗が見えるかもしれません。
すぐに自分で答えを出してしまう
自分の悩みを人に相談することが少ないです。
正しい判断をできればいいのですが、大抵が間違った判断をしてしまい、負のループを彷徨うことが多いのが特徴です。
周りの人たちも相談されないので何となく悩んでいたりする感じは見て取れるけどそれ以上踏み込めないので触れることがありません。
辞め癖がある
何事も続かない特徴があります。
履歴書も仕事を転々としていたり、タバコを吸う人であれば吸っている銘柄がコロコロと変わります。
本心を話すことが少ない
あまり自分の意見を話さない特徴があります。
雑談の中での会話も「楽そう」「めんどくさい」などの表面上の感情が話のオチとなります。
家族のことや本人のことを聞いてもあまり話したがらない印象があります。
浪費癖がある
ギャンブルをやっており、それは仕事中の休憩時でも携帯でチェックしていたり、会話がギャンブルの話ばかりです。
また、給料日前は金欠になっていることが多く、わかりやすい浪費癖となっています。
表と裏がはっきりしている
自分より目上の人に対しては礼儀正しく、言葉遣いも問題なくできます。
しかし自分より年下や人間関係上でマウントを取れるとわかるとその態度はわかりやすく変わります。
騒ぎにならない程度のいじめやいたずらがある傾向があります。
お金を借りる癖がある
ギャンブルをしているのもあって給料日前はお金がなくなっています。
お金の管理が悪く、貸してくれそうな人に昼食代やガソリン代と言ってあまり多くない金額を借りる癖があります。
また、車の車検や税金などの少しまとまったお金が必要になる時も、用意しきれず借りる特徴があります。
仕事を飛ぶ人の特徴から見えるその予兆
仕事を飛ぶ人は基本的にいきなり来なくなります。
もちろん会社に気付かれないように飛ぶわけですから、これらの予兆があると絶対飛ぶというわけではありません。
しかしその中でも怪しい行動がいくつかあったので参考になればと思います。
飛ぶ直前にお金を借りる
本人に飛ぶ意思があり、もう会うことがないと思うと借りれるだけお金を借ります。
次の章でも解説しますが、会社からもお金を20万ほど貸して欲しいと相談があり、貸した経験があります。
また、同僚にも数千円程度のお金を借りていたことが後々判明しており、その額もいつもより少し多いのも予兆の1つです。
怒られたあと喋らなくなる
本人の身勝手な行動により会社に怒られた本人はその後数日間、周りと話さずに過ごしており、自分の中で何かに悩んで考え込んでいた可能性が高いです。
そして自分で考えた結果、仕事を飛ぶという判断をしたのかもしれません。
通勤手段が変わる
いつも車で通勤していたのにも関わらず、電車や誰かからの送り迎えで通勤するようになった場合は要注意です。
可能性として、お金がなくなり、消費者金融などから借りたお金を返せなくなり、車を売り、住む場所を変えた可能性があります。
本人に面談をして理由や本心を引き出すことをお勧めします。
当たり障りなく仕事をする
なるべく気付かれないようにするために、真面目に仕事をするようになる場合があります。
真面目に仕事をする人を疑うことは非常に心苦しいですし、もし違かったらと考えると本人のやる気を損ねてしまうことにも繋がります。
仕事を飛ぶ人と会社の対処法【実体験】
ここからは実際に筆者の経験をご紹介していきます。
事実として、会社にいきなり来なくなり、その後も音信不通です。
電話はもちろん繋がりませんし、実家を尋ねても帰ってきていない、わからないと言われ、現在に至ります。
現在本人はどこで何をしているかもわかりません。
仕事を飛んだ人の特徴
30代の男性で仕事は普通に問題なくこなす人でした。
入社してから5年程度でしたので役職はついていなかったものの、後輩に教えることもありました。
先ほどご紹介した、仕事を飛ぶ人の特徴に書かれていることのうち、辞め癖、浪費癖、本心を話すことが少ない、お金を借りる癖の特徴に当てはまる人でした。
飛ぶ直前の予兆
今思い返すと仕事を飛ぶ準備をしていたように感じます。
自家用車で通勤していましたが、車が変わったタイミングがあり、何気なく聞くと車検で代車で通勤していると言っており、その時は深く考えていませんでした。
そこから1週間ほどが経ち、給料まで5日ほどだった時にお金を貸して欲しいという相談がありました。
詳しく話を聞くと20万借りたいとのこと。
その内訳を聞くと、携帯代を滞納しており、これ以上払わないと携帯が止まってしまうとのことでした。
多分みなさんもお気づきだと思いますが、携帯代で20万もかかるだろうか、と思い、詳しく話を聞くと家族の携帯代も払えていないとのことでした。
そして付け加えるように、車検代も払えないと付け足しました。
金額的にはなんとなく納得できるくらいにはなりましたが、プライベートなことでもあったためそれ以上深くは聞かず、結果的に20万を貸すことにしました。
そして給料日の当日になり、本人は会社に来ませんでした。
飛んだ後の会社の対処
まず、当日の本人の仕事は代わりに筆者が引き継ぎ、滞りなく埋めることができました。
個人の携帯に何度電話をかけても繋がらないため、着信拒否にしていたのかもしれません。
その状態のまま3日ほど経ち、お金を借りたことや、予兆があったことに気がつき半分諦めていましたが、実家に行き、本人の母親にことの説明をし、所在を聞いたところ、わからないとのことでした。
どこまで本当かわからなかったのですが、会社としてもお金を貸していたため、探そうとしましたが、なかなか難しのが現実でした。
その中で、母親も所在がわからず連絡がつかないことから警察に捜索願を出すことにしました。
事件性を疑って警察に相談して所在だけでも探そうと思ったのです。
数日後所在がわかりました。
しかし警察ではそれ以上は関与できません。
なぜなら本人が無事に生きている確認が取れたからです。
会社としては退職の申し出もなく、会社に連絡もなく出勤しなかったため解雇にするか、雇用保険を外さないでそのまま放置するか悩みましたが、結果的に解雇にすることにしました。
会社が被った被害
貸したお金が返ってこないことに関しては法人個人関係なく、泣き寝入りがほとんどです。
また、個人的に連絡が何もなく会社に来なくなるというのは、ショックがとても大きかったです。
会社のものを盗まれたりしたわけではないので被害は貸した20万円のみです。
仕事を飛ぶ人の人生はデメリットしかない
今思うともっと本人の変化に気がつくことができれば仕事を飛ぶことを選ばなかったのではないかと思ってしまう部分は非常に大きいです。
しかし、本人にとって仕事を飛ぶというのはデメリットしかないはずです。
社会的にも、メンタル的にも誰かに追われて生活していることでしょう。
最後に
今回の仕事を飛ぶ人の特徴とその予兆は実体験をベースに解説しております。
会社内に疑いのある人がいる場合はこの記事を参考に、被害を少なく対処することができると思います。
また、会社を飛ぼうとしている人の場合はその後の人生が辛く、生きにくいものとなることがわかったと思います。
相談することは簡単なことではありません。
しかし判断を急がず、1番いい方法を模索してください。
反省としては会社が本人にとって働きにくかった場合です。
本人の悩みを聞くことができなかった責任もあり、今後の課題となっております。