こんな方におすすめ
- トラック運転手に転職して良かったと思いたいけど選び方がわからない…
- トラック運転手の種類が知りたい…
- ドライバー専門の転職サイトが知りたい!
この記事を書いてる人
- 農林水産省推進、『ノウフク・アワード2022』水産企業で歴代初の受賞
- 『とうほくSDGsアワード2023』優秀賞
- 経営者と現場のリアルどちらも経験した32歳
この記事を読んでわかること
- トラック運転手に転職して良かったと思う瞬間
- トラック運転手の種類
- トラック運転手に転職するとき気をつけるべきこと
トラック運転手に転職して良かったと思う瞬間
まずはトラック運転手に転職してよかったと思う瞬間を解説していきます。
私は運送会社で専務/統括運行管理者として働いており、別業界から転職して今の仕事をしています。
その経験と従業員に聞いた、トラック運転手に転職して良かったと思う瞬間を以下の通りまとめました。
- 人と一緒に仕事をする時間が短い
- 適度に運転時間があるため自分のリズムを作りやすい
- 毎日同じ場所で働くことがないため飽きない
実体験に基づき、それぞれ解説していきます。
人と一緒に仕事をする時間が短い
まず、人と一緒に仕事をする時間が短いことが挙げられます。
トラック運転手の仕事は、車内で過ごす時間が長い傾向があります。
荷物はフォークリフトを使用したパレットでの積み卸しの便であれば、人と一緒に作業することはほとんどありません。
適度に運転時間があるため自分のリズムを作りやすい
適度に運転時間があるために自分のリズムを作りやすいという点もトラック運転手に転職して良かったと思う瞬間です。
中距離、短距離のトラック運転手は、適度に運転時間があり、運転時間は気持ちをリセットしやすいため、自分のリズムが取りやすいです。
ベテランになればなるほど運転に余裕ができるため運転時間が長くなることを苦に思わない傾向があります。
毎日同じ場所で働くことがないため飽きない
毎日同じ場所で働くことがないために飽きないという点も重要です。
トラック運転手は、異なる地域や場所を訪れる機会が豊富です。
毎日移動することで仕事の面白さを保ち、モチベーションを高める要因となります。
新しい場所や人々との出会いが、トラック運転手の仕事をより充実したものにしてくれるでしょう。
トラック運転手の種類

トラック運転手の仕事は多岐にわたり、様々な種類が存在します。
主な種類として、
- 個人宅配送
- 企業への配送
に大きく分けて考えてみるとわかりやすいです。
企業や営業所間の配送には、
- 短距離ドライバー
- 中距離ドライバー
- 長距離ドライバー
の3つに分けることでイメージしやすくなります。
それぞれの種類のトラック運転手には、異なるスキルや経験が必要ですが、どのカテゴリーでも荷物の安全な配送と効率的な運転が重要な役割となります。
それぞれ詳しく解説します。
個人宅配送
個人宅配送は、小売業者やオンラインショッピングサイトからの注文を個人の住所に配送する仕事です。
これには、小型トラックやバンを使用することが一般的で、都市部や地域に密集した場所への配達が含まれます。
この種類の運転手は、狭い道路や交通渋滞といった都市環境での運転に慣れている必要があります。
また、荷物を個人の玄関先まで運ぶことも求められるため、顧客とのコミュニケーション能力も重要です。
個人宅の場合、留守だったときに再配達をしなければならなかったりスケジュール管理が難しいことが多いです。
企業への配送
企業への配送には、
- 短距離ドライバー
- 中距離ドライバー
- 長距離ドライバー
の3に分けることができ、それぞれ特徴があります。
それぞれ詳しく解説します。
短距離ドライバー
短距離ドライバーは、都道府県を超えない範囲の近隣の地域への配送を担当します。
通常、日帰りの配送が主な任務であり、配送先との頻繁な往復や100km圏内の数箇所での積み卸しが多いです。
このため、配達スケジュールを厳密に守り、効率的に荷物を配送する能力が必要です。
積み込みのやり方や配送ルートの考え方は、運行管理者が管理していることが多く、ドライバーは間違いのない積み込みと指定時間までに荷物を間違いなく配送することだけに集中します。
中距離ドライバー
中距離ドライバーは、都道府県をまたいで中程度の距離を走行し、複数の地域に荷物を配送します。
一般的には、200kmから300kmほどの配送を言い、配送件数は短距離ドライバーより少ないです。
高速道路を利用する便もあり、2時間かけて目的地へ運転し、積み卸しをして別な納品先へ時間かけて運転するといった具合に、運転時間が長くなりやすいです。
しかし場所や季節によっては1日の労働時間が伸びやすい特徴もあります。
東北の冬に山道を利用しなければならない便の場合、積雪によりトラックがスタックし動けなくなったり、他車の事故により道が塞がれてしまい引き返すこともできない場合もあるため、便によって楽かどうかが分かれやすいです。
長距離ドライバー
長距離ドライバーは、都道府県をいくつか横断して広範囲な距離を移動し、荷物を配送します。
この種類のトラック運転手は、多くの場合、数日にわたる長期間の配送に従事します。
長距離ドライバーは、トラック内での生活を管理し、運転時間や休息時間を計画する能力が不可欠です。
そのため給料が高い傾向がありますが、拘束時間が長くなりやすく、2024年問題と言われる、運送法における拘束時間の短縮により人不足が顕著になり、問題視されています。
運転においてはそのほとんどが高速道路を利用するため、運転を楽に感じる人も多いです。
トラック運転手に転職するなら登録すべきドライバー転職サイト
トラック運転手は日本にたくさんあり、大きな運送会社から小さな運送会社までさまざまです。
運送会社に転職したいと考える人の多くは、運転時間に1人になれることや、毎日同じ場所で働くことがないため飽きないことを魅力に感じて転職しようとする人が多いですが、そのイメージだけで運送会社に入ってしまうと、希望通りの仕事に就けない可能性があります。
そのため、運送業に詳しいく、有料求人多数!ドライバー専用求人サイトを利用すると希望に沿った運送会社を見つけることができ、掲載企業から求職者へのスカウトもくるので、ドライバー転職の成功率は求人媒体の中でもトップクラスです。
自分の希望に合う働き方を見つけてみましょう。
トラック運転手に転職するとき気をつけるべきこと6選

トラック運転手に転職するときに気をつけるべきことがあります。
- 小さな運送会社は残業時間に注意
- 個人宅配送は忙しい可能性あり
- 長距離ドライバーは拘束時間超過の可能性あり
- 運行管理者が試験に合格した人でない運送会社は危険
- 白ナンバーのトラック運転手は避けるべき
- 求人情報の給料だけで判断しない
これらは、入ってみて初めて気がつくことばかりなため、ここであらかじめ予習しておくことで失敗する可能性を低くすることができます。
それぞれ詳しく解説します。
小さな運送会社は残業時間に注意
小さな運送会社での就業を考える場合、残業時間に注意することが重要です。
小規模な会社では、従業員数が少ないため、人手不足や急な仕事の増加によって残業が発生する可能性が高いです。
小さい運送会社は『孫請け』や『ひ孫請け』として仕事を受託してる場合があり、そういった便は残業時間が多くなりやすい便でもあるので小規模な運送会社を調べる場合は、具体的にどのような仕事をメインとしてやっているのか調べておきましょう。
適切な労働条件や残業手当の確認が必要です。
個人宅配送は忙しい可能性あり
個人宅配送の仕事は需要が高く、忙しい場合があります。
特にオンラインショッピングの需要が高まる時期や特定のイベント時には、配達の依頼が増加し、忙しさが増すことが考えられます。
このため、運転スケジュールや配達先の密度など、仕事の性質を事前に把握し、自分の能力や予定に合わせて選択することが重要です。
長距離ドライバーは拘束時間超過の可能性あり
長距離ドライバーとして働く場合、拘束時間が超過する可能性があります。
長時間の運転や旅行に伴う疲労やストレスは、運転の安全性や健康に影響を与える恐れがあります。
適切な休息や運転時間の管理が求められます。
運行管理者が試験に合格した人でない運送会社は危険
また、運行管理者が試験に合格した会社を選ぶことも重要です。
運送会社は、運行管理者が適切なトレーニングや知識を持っているかどうかが、会社の運営や安全性に直結します。
運行管理者は国家資格であり、試験突破率が20%から30%ほどです。
各運送会社に必要な人材ですが、試験合格以外にも、国土交通省の定める講習を年に1回、通算5回受講すると実務経験により運行管理者を取得することができます。
試験に合格した人と講習を5回受講した人とでは知識に差が出やすく、実際の運行管理に影響します。
白ナンバーのトラック運転手は避けるべき
白ナンバーのトラック運転手の仕事は避けるべきです。
白ナンバーは、非営業用途の車両であり、法的には商業車両としての運用が許可されていません。
適切な法的な基準に則って運営されていることを確認することが重要です。
求人情報の給料だけで判断しない
求人情報の給料だけで判断せず、会社の評判や労働条件、福利厚生などを総合的に考慮することが重要です。
高い給料が提示されていても、労働環境や待遇が不十分な場合、長期的には満足度が低下する可能性があります。
将来のキャリアや生活の質を考えて、慎重に選択することが大切です。
まとめ
トラック運転手に転職して良かったと思う瞬間は、
- 人と一緒に仕事をする時間が短い
- 適度に運転時間があるため自分のリズムを作りやすい
- 毎日同じ場所で働くことがないため飽きない
が挙げられます。
トラック運転手の種類は、
- 個人宅配送
- 企業への配送
に分けられ、企業への配送はさらに、
- 短距離ドライバー
- 中距離ドライバー
- 長距離ドライバー
に分けることができます。
それぞれ特徴が違うため、自分のイメージする働き方に合うのはどれか比べてみましょう。
トラック運転手に転職するなら登録すべきドライバー転職サイトは、ドラエバーがおすすめです。
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トラック運転手に転職するとき気をつけるべきこと6選は以下の通りです。
- 小さな運送会社は残業時間に注意
- 個人宅配送は忙しい可能性あり
- 長距離ドライバーは拘束時間超過の可能性あり
- 運行管理者が試験に合格した人でない運送会社は危険
- 白ナンバーのトラック運転手は避けるべき
- 求人情報の給料だけで判断しない
トラックによる運送は日本の物流の9割を占めており、慢性的な人手不足の業界です。
運送会社によっては、ブラックなところもあり、注意としっかりとした知識が必要です。
自分の求める働きやすさと一致する運送会社を見つけて自分のキャリアを充実させましょう。