こんな方におすすめ
- 仕事よりプライベートを優先するのっていいの?
- 今の働き方では将来が不安だ…
- プライベートを優先できる仕事の特徴を知りたい!
この記事を書いてる人
- 農林水産省推進、『ノウフク・アワード2022』水産企業で歴代初の受賞。
- 『とうほくSDGsアワード2023』優秀賞
- 人の心を様々な角度から理解し、導くメンタルデザイナー
- サラリーマン、経営者の経験(3社)を持つ32歳。
この記事を読んでわかること
- プライベートを優先したい人の割合
- 自分ははどちらを優先すべきか
- プライベートを優先できる仕事の特徴
- あなたの本当の気持ち
仕事よりプライベートを優先することは問題なしです
現代において仕事よりプライベートを優先する人が増えています。
それは自分の人生を自分で決めたいと強く思う人が増えているからだと感じます。
この記事では、
- 仕事よりプライベートを優先したい人が多い
- 仕事よりプライベートを優先するようになった背景
- プライベートを優先することができる仕事の特徴
などを解説していきます。
この記事を読み終わる頃には、自分はどうしたいのか湧き上がってくると思います。
仕事よりプライベートを優先したい人は多い
仕事よりプライベートを優先したい。
きっとあなたもそう思っているはずです。
Job総研によると『2023年 ワークライフ実態調査』で理想はプライベート重視が7割なのに対し、実際は仕事に偏っているという調査があります。
この調査結果により、心ではプライベートを重視したいと考えているのに対し、実際には仕事を重視せざるを得ないという状況がわかります。
プライベート重視は40代以下の若い世代が中心
理想的なワークライフバランスの調査によると、年代別でプライベートを重視派は、
-
20代が74,0%
30代が74,4%
40代が70,2%
50代が58,3%
となっており、40代以下の7割以上がプライベートを重視したいと考えていることがわかります。
しかし現実のワークライフバランスは、年代別で仕事重視派が、
-
20代が53,1%
30代が61,1%
40代が58,2%
50代が73,4%
となっており、プライベートを重視したいのにも関わらず、仕事を重視せざるを得ないことがわかります。
また、『転職時に「プライベートな時間の確保」は仕事選びでどの程度重視するか』という質問に対して、
-
とても重視するが37,1%
重視するが36,7%
どちらかといえば重視するが21,2%
となっており、もし次の仕事に就く際は合計で95%の人が重視する派となっています。
参照:キャリアや就職・転職に特化した匿名相談サービス「JobQ(※1)」を開発・運営する株式会社ライボの調査機関『Job総研(※2)』
仕事よりプライベートを優先するようになった背景7つ
次に仕事よりプライベートを優先するようになった背景を7つ解説していきます。
これらの理由に共感できるということは、あなたも理想と現実のギャップを感じ、本当の気持ちを我慢している状態といえます。
人生の軸が自分や家族になった
近年、個人の幸福や家族の大切さが再評価されるようになりました。
従来のような仕事中心の生活よりも、自分や家族との時間を充実させることが人生の重要な軸とされるようになりました。
この視点の変化により、仕事だけでなくプライベートの時間を大切にする傾向が広がりました。
仕事の価値観が変化した
かつては長時間労働や忠誠心を示すことが評価されるケースも多かったですが、近年では成果と効率を重視する傾向が強まりました。
成果を上げるためには適切な休息とリフレッシュが必要であるとの認識が広がり、そのためにプライベートの時間を優先する価値観が浸透しました。
多様化する趣味や娯楽
インターネットやテクノロジーの進化により、多様な趣味や娯楽が手軽に楽しめるようになりました。
個々の興味に合わせて自由に過ごす時間が重要視され、仕事だけでなくプライベートの充実感も求められるようになりました。
自由な考え方が増えた
社会の変化に伴い、伝統的な価値観にとらわれずに自分らしいライフスタイルを築くことが重要視されるようになりました。
これにより、個々の選択や意思決定においてプライベートを優先する自由な考え方が広がっています。
労働環境改善の動きが進んでいる
政府や企業が労働環境の改善に取り組む動きがあり、過度な労働やストレスを軽減するための取り組みが進んでいます。
労働時間の短縮やメンタルヘルスへのサポートが増え、プライベートの充実が奨励される環境が整備されています。
外国からの影響
国際化と情報の流れが増えたことにより、海外の働き方や価値観の影響が大きくなっています。
海外ではワーク・ライフ・バランスを重視する文化も広がっており、それが日本にも影響を与えて、プライベートを優先する考え方が浸透しました。
ワークライフバランスの重要性の認識
仕事とプライベートの関係が健康や幸福に大きな影響を与えるとの認識が広まっています。
長時間労働や過度のストレスは身体やメンタルに悪影響を及ぼすため、仕事だけでなくプライベートな時間を確保し、バランスをとることが、生産性の向上や健康維持につながるという意識が高まっています。
ワークライフバランスが取れる環境は働く人の満足度を向上させ、組織全体のパフォーマンスにもいい影響を及ぼすことが研究や実務の分野で示されています。
仕事よりプライベートを優先することができる仕事の特徴

次に仕事よりプライベートを優先することができる仕事の特徴をまとめましたので参考にしてみてください。
休憩時間とは仕事に一切関与しない自由な時間とされています。
お昼時間にこんなことをしていませんか?
- 会社の電話が鳴るからオフィスでご飯を食べる
- お客さんが来たら休憩時間終了
- 休憩中はパンをかじりながら溜まったタスクを片付ける
- そもそも休憩時間という概念がない
上記に当てはまる場合は休憩時間ではなく、働いている時間となります。
福利厚生が整っている
仕事よりもプライベートを優先するできる会社では、従業員の幸福感と健康を支えるための福利厚生が充実しています。
企業が従業員のニーズに合わせたプログラムや施設を提供し、メンタルヘルスのサポート、フィットネス施設、子育て支援、オフィス内のリラックススペースなどが整備されています。
これにより、仕事中だけでなく昼休みなどのプライベートの時間も快適に過ごすことができるため、ワークライフバランスが向上しやすいです。
いつでもどこでも仕事ができる
現代のテクノロジーの進化により、場所や時間に縛られずに仕事ができる環境が整備されているとプライベートと仕事の概念が変わります。
リモートワークやフレックスタイム制度が導入されており、従業員は自分の都合に合わせて業務を遂行できるため、仕事とプライベートの兼ね合いをより柔軟に調整することができます。
考え方ややり方を選ぶことができる
仕事よりもプライベートを重視する環境では、従業員の考え方や働き方に対する柔軟なアプローチが求められます。
業務の進め方やタスクの選択、創造的なアイデアの提案など、個々の専門知識やスキルを尊重しつつ、自由な発想とやり方が奨励されています。
これにより、従業員は自身の強みを活かしながら働くことができ、プライベートの充実感も得られます。
仕事の負荷をある程度調整できる
プライベートを優先する環境では、業務の負荷を適切に調整する仕組みが整っています。
業務量の適正な評価やタスクの優先順位の見直し、必要な場合の仕事の分担などが行われ、従業員は過度なストレスを回避しつつ、自身のペースで仕事を進めることができます。
まとめ
最後に解説した仕事よりプライベートを優先することができる特徴4つのうち1つでも当てはまる会社は仕事よりプライベートを優先することができる会社です。
自分の会社が1つも当てはまらない場合、あなたはその会社にいる以上は仕事を優先しなければならない状況です。
もし自分で選んだのであれば問題ないのですが、
- 自分はそんなつもりでこの会社に入ったわけではない
- 今になって少しずつ気持ちが変わってきている
- 早くこの状況から抜け出したい
と思った方はこちらの記事を読んでおきましょう。
経営者が教える退職までの流れや、仕事探しの手順がわかりやすく順番に書いてます。
人生の再出発に遅いことはありません。
気づいた時に行動できなければ、もう行動できるタイミングはあまり多くは来ないでしょう。