こんな方におすすめ
- 『とりあえず3年』の3年が過ぎました…
- 3年過ぎたけどどうすればいいんだろう…
- 今の仕事を続けるべきか悩んでいる…
この記事を書いてる人
- 農林水産省推進、『ノウフク・アワード2022』水産企業で歴代初の受賞。
- 『とうほくSDGsアワード2023』優秀賞
- 人の心を様々な角度から理解し、導くことが得意
- サラリーマン、経営者の経験(3社)を持つ32歳
この記事を読んでわかること
- 『とりあえず3年』と言われる理由
- 【『とりあえず3年』の3年が過ぎました】転職すべき人
- 【『とりあえず3年』の3年が過ぎました】一旦振り返ろう
【『とりあえず3年』の3年が過ぎました】一旦振り返ろう

3年が経過した今、
- 仕事の不満や成長への欲求
- 心境の変化
- ワークライフバランス
についてしっかりと振り返ることが重要です。
達成感や充実感を感じながら、今後のキャリアプランを検討し、軌道修正のタイミングを作りましょう。
普段の仕事をこなす日々の中では、気づくことが難しいので区切りとして改めて振り返ることが重要です。
仕事の不満はないか
3年が経過した今、仕事に対する不満があるかどうかを振り返ると重要です。
仕事に対する不満があれば、それを明確に把握し、改善策を考えることが必要です。
不満が解消されない場合は、転職やキャリアの変更を検討することも一つの選択肢です。
もっと極めたいと思えることはあるか
仕事において、自分がもっと極めたいと感じる分野やスキルがあるかどうかを考えることも大切です。
自らの成長や挑戦がないとモチベーションが低下しやすくなります。
新しい分野への挑戦やスキルの向上を検討することで、仕事に対するやりがいや充実感を感じることができるかもしれません。
会社に入った頃と比べて心境の変化はあるか
入社当初と比較して、自身の心境や考え方に変化があるかどうかを確認することも重要です。
成長や経験を通じて、自分の価値観や目標が変化するのは自然なことです。
変化がある場合は、それに合わせてキャリアプランや目標を見直すことが必要です。
ワークライフバランスは許容なの範囲内か
ワークライフバランスは、健康や生活の充実感を保つ上で重要な要素です。
仕事に時間を割くことでストレスがたまり、生活全般に影響が出ることがあります。
現在のワークライフバランスが許容範囲内であるかどうかを確認し、必要に応じて調整することが大切です。
3年の経過でパートナーができたり、家族が増えたりした場合はバランスを調整する必要があります。
効果的な時間管理や優先順位の見直しを通じて、仕事とプライベートの調和を保つことが重要です。
『とりあえず3年』と言われる理由
『石の上にも三年』や、『三日坊主』など、期間を『3』でくくることが多い日本ですが、それにはしっかりした理由があります。
それぞれ解説していきます。
大抵の仕事が3年程度で一人前と言われる
一般的に、仕事に慣れ、必要なスキルや経験を身につけるには約3年かかると言われています。
この期間は、初めての仕事において基本的な業務や環境を理解し、専門的なスキルを磨くために十分な時間をかけられる期間とされています。
3年という期間は、新入社員がある程度一人前となり、組織に適応するのに適しているとされています。
会社のいい部分と悪い部分がわかるようになる
3年働くことで、会社の運営や文化、人間関係など、仕事環境の様々な側面を理解することができます。
最初のうちは企業のポジティブな側面が目立つかもしれませんが、時間が経つにつれて、課題や改善点も見えてきます。
この期間を経ることで、より深い洞察が得られ、今後のキャリアの方向性や、会社の居心地などが見つけやすくなります。
履歴書での職歴が3年だと違和感がない
職務経歴書において、3年という期間は安心感を与えやすく、面接時にネガティブなイメージを持たれにくいです。
過度な転職や短期間の雇用歴は、新しい会社の信頼を損ねる可能性がありますが、3年の勤務経験は安定感を与えます。
また、この期間が過ぎると、前職で培ったスキルや実績が十分に発揮できるようになり、次のキャリアステップに進むための強固な基盤となります。
【『とりあえず3年』の3年が過ぎました】転職すべき人

3年以上同じ環境で働いている場合、会社や仕事に対する様々な課題が見えてくることがあります。
限界を感じ、楽しさが薄れ、ワークライフバランスの調整が必要だと感じたら、転職を検討することが適切かもしれません。
新しい環境での挑戦が、個人の成長や仕事へのモチベーションを取り戻す一環となるでしょう。
今の会社での限界が見えてきた
3年以上同じ会社で働いていると、徐々にその企業やポジションの限界が見えてくることがあります。
新しい挑戦や成長の機会が限られてきたり、昇進の見込みが薄れたりすると、キャリアの次のステップを求める気持ちが強くなります。
このような場合、他の職場での新たな経験が必要かもしれません。
その仕事が楽しくない
仕事が楽しいかどうかは、モチベーションや満足度に直結します。
楽しさがなくなり、モチベーションが低下してしまうと、生産性や仕事への取り組み方にも影響が出てしまいます。
新しい環境や仕事内容によってワクワク感を取り戻すことが転職の理由となることがあります。
ワークライフバランスを調整したい
現代の労働環境では、ワークライフバランスが重視されています。
もし、今の職場で働くことがワークライフバランスの悪化を意味しているなら、転職を検討することが重要です。
人にはそれぞれ変化するタイミングがあります。
変化する前はバランスが良かったのに、変化することで良かったバランスが崩れることがあるのです。
新しい仕事や企業で、より柔軟で調和のとれた働き方が可能かどうかを確認することが求められます。
【『とりあえず3年』の3年が過ぎました】に関するよくある質問
転職に関する質問には一概に正解がなく、状況や個々の経歴によって異なります。
重要なのは、転職が計画的で、自己成長やスキル向上につながる場合はプラスとなります。
転職を検討する際は、将来のビジョンやキャリアプランを考慮し、慎重に進めることが重要です。
転職回数は何回から多いですか?
転職回数が何回から多いと見なされるかは主観的であり、業界や職種によっても異なります。
一般的には、短期間での転職が頻繁に続くと、新しい会社からの信頼を損なう可能性があります。
しかし、転職回数だけでなく、転職の理由や経緯も考慮されます。
なぜ退職したのか、なぜその会社に入社したのかを納得のいくように説明できれば問題ありません。
転職を繰り返すのは良くないですか?
頻繁な転職は、新しい会社からの安定性への不安を生む可能性があります。
ただし、転職がスキルや経験の向上、キャリアの成長に繋がる場合はプラスとされることもあります。
重要なのは、転職の度に成果やスキルを積み重ね、継続的な成長を示すことです。
転職が多い人の特徴は?
転職が多い人には、新しい挑戦を求め、変化に対して柔軟な人が多い傾向があります。
自分のストロングポイントを「さまざまな人間関係の中で仕事をしてきたこと」と言えれば転職を繰り返したとしてもその経験を無駄にしていないと理解されやすいでしょう。
ただし、転職が適切に計画されていない場合、安定性や信頼性の低下が懸念されることもあります。
転職して年収上がるのはなぜですか?
転職によって年収が上がる主な理由は、他の企業での需要と供給のバランスが異なるためです。
新しい企業が特定のスキルや経験に高い価値を見出し、それに見合った給与を提示することがあります。
また、転職によって職種や業界を変えることで、市場価値が向上し、それが給与に反映されることもあります。
しかし転職先によっては都合よくいかない場合が多く、転職先の見極めが必要になってきます。
とりあえず3年働いて転職した話
新卒で入社した会社は建築資材の卸問屋であり、私の仕事はルート営業とルート配送でした。
新卒だったため、右も左もわからないまま必死に毎日仕事をしていましたが、3年経ったところで転機がありとりあえず3年働いてみてやりがいや楽しさがよくわからなかったため、結婚と子供ができたタイミングで転職した話です。
詳しく解説します。
新卒で入社した会社に3年働いた
新卒で入社した会社では、多岐にわたる業務を経験し、専門スキルと人間関係の構築に努めました。
3年間という期間は決して長くはありませんが、自分自身の成長には十分な時間でした。
私の会社は全国展開する建築資材の卸問屋であり、営業とルート配送を3年間学び、自分の担当を持ち毎日挑戦し、成功と失敗を繰り返しながら、仕事に対する理解を深めていきました。
結婚をして子供ができたタイミングで実家の近くに引っ越すことにした
3年が経つときに結婚し、子供が誕生するという大きなライフイベントを迎え、私たち家族は新たなスタートを切ることにしました。
これは会社に対して建前上の理由であり、本当はとりあえず3年働いてみた結果、楽しいと思わなかったので転職のきっかけを探していたタイミングでした。
3年の経験を活かして転職を成功することができた
3年間の職務経験は、私が転職市場での価値を高めるのに役立ちました。
面接では、これまでの経験を活かしてどのように貢献できるかを具体的に語ることができました。
経験を通じて培ったスキルと、変化する環境への適応能力を強調し、新しいチームに対する即戦力となる自信を持ってアピールすることができました。
転職先は運送会社だったため、給料がほとんど変わらずに営業と配送をやっていた私にとっては、配送だけの仕事だったため気が楽であり、転職は成功したと言えました。
とりあえず3年が経ち、プライベートの変化に仕事を変化させることができたため、3年が過ぎたら一旦振り返りながら自分のキャリアやワークライフバランスの見直しをするべきだと感じます。
まとめ
【『とりあえず3年』の3年が過ぎました】一旦振り返るタイミングです。
- 仕事の不満はないか
- もっと極めたいと思えることはあるか
- 会社に入った頃と比べて心境の変化はあるか
- ワークライフバランスは許容なの範囲内か
上記の4点を振り返ってみましょう。
『とりあえず3年』と言われる理由は以下のとおりです。
- 大抵の仕事が3年程度で一人前と言われる
- 会社のいい部分と悪い部分がわかるようになる
- 履歴書での職歴が3年だと違和感がない
【『とりあえず3年』の3年が過ぎました】転職すべき人は、
- 今の会社での限界が見えてきた
- その仕事が楽しくない
- ワークライフバランスを調整したい
が挙げられます。
『とりあえず3年』というのは理由があり、一人前になるタイミングです。
自分の仕事について振り返るタイミングは少ないですが、今後の人生を左右するイベントでもあります。
簡単に考えるのではなく、時間をかけてじっくり考えて、うまく仕事と付き合っていきましょう。